【北京時事】中国国家統計局は15日、2010年第2四半期(4~6月)の国内総生産(GDP)が実質で前年同期比10.3%増加したと発表した。伸び率は前期を1.6ポイント下回ったが、3期連続で2けたを記録した。
中国政府は今年に入って預金準備率を相次ぎ引き上げたほか、不動産バブル対策を打ち出し、過剰生産能力の解消を加速させるなど、金融危機対応からの出口戦略を本格化させており、一連の政策効果が表れ始めている。
今後は比較対象となる昨年の数字が高くなることもあって、GDP伸び率はさらに鈍化する見通し。景気は第1四半期に強まった過熱感が和らぎ、軟着陸(ソフトランディング)を目指して、政策を慎重に見極める段階に入った。